寝袋を買う時の注意ポイント
アレルギー体質の人が、寝袋を買う場合、注意してもらいたいことがあります。それは返品理由にはならないということです。1個5000円のタイプは床に敷き、寝転ぶタイプのもの、1万円のものは人体の形をしており、それに包まれれば、コンビニまでいけるという優れものだったんです。当時、暖房費の節約のために、寝袋を着込めばエアコンなんていらないと思い込んでいましたからね。利便性を優先し、人体の形をした高いタイプのものを購入したんです。
宇宙服のように身軽に、家じゅうを歩き回る姿だけを、上沼恵美子と円広志さんの「ブルースカイブルー」と妄想しながら過ごす日々、寝袋は無事到着。着用してみれば重たいのなんの、布団を着ているようでした。1時間経過、2時間経過しました。真冬の寒い時期でしたが、汗がでてくるほどでした。(これはいけるかも。)その期待はもろく壊れてしまいます。2時間を経過してからしばらく経ったころ、呼吸困難になり、喉に痛みが走りました。多分アナフィキラシーの小さい版だったのでしょう。
「もしも~し~」
「おねが~い、返品お願いできますか?」
「理由は何でしょうか?」
「着ていると、息が詰まってしまい、咳も出てしまうんです。」
「それは無理ですね~」
「は?」
「それは当社の製品理由ではありませんから。」
「アレルギーの人が使うと、アナフィキラシー起こすとは書いていませんでしたよね。」
「それは品質には何ら関係ありませんから。」
「でも1万円以上しているんですよ。」
「それは商品の問題ではありませんから。」
「返品してください!」
「いやです!」
「やいやいやい~だから、」
リピート×3
結局、返品はできずじまいでした。泣き寝入りだと悔し紛れに、もう一度トライしたら嘘のようにアレルギーなんて起こらないかもと思い直し、布団の上に寝袋を置き、一日寝てみましたが、やはり同じでした。さらに、宇宙服のようにふくらんでいたので、干したあと仕舞い込むのが大変でしたね。
ちなみに衣類でアレルギーになってしまったのは、この寝袋が発端だったのでした。そしてアレルギーは徐々に過敏になっていきますが、とにかくアレルギーの方が、アウトドアなどで寝袋を新調される場合、まずは古いものでもいいので使わせてもらってから買う(試用販売)または、モシモの場合は、返品可能かどうかの確認をされてから購入されることをおすすめします。
ホットケーキを3倍美味しく焼く方法
ホットケーキ、美味しいですよね!ですが、いつも思うのですが薄っぺらくなってしままうのをどうにかしたいなと。円盤みたいだなってため息をつきながら、メイプルシロップを探すのですが、結局なくてハチミツで代用してしまうのが、常でした。
ですが、この方法でとっても簡単に比較的、ぶ厚目フワフワホットケーキが出来てしまうので、ぜひご活用ください。
【コツ】
1.ホットケーキミックスの作り方と同じ材料を用意しますが、1つだけ変更します。
→牛乳をヨーグルトにするだけ!
焼く時はどんな風に焼いていますか?ジュージューと焼きますか?それはステーキですね。ホットケーキは最も弱火で焼きますよね。
【コツ】
2.サラダ油、オリーブ油、バターではなく、ココナッツオイルを最初にフライパンに敷いてみる。
これだけで、とっても香り高いホットケーキになりますから~。安いオーガニック製もアマゾンや楽天にありますよ。バターよりも沢山入っているので、費用対効果は高いはずです。
3.最も弱火→最も弱火の少し強めにしてみる(焦がさないように注意してください。)
→白ワイン(なければ料理酒でもOK)を小さじ2ほどを、タネを入れたフライパン回りにふりかけ(タネ自体にかけないようにしてください。蒸気を発生させて蒸すんですね。)、蒸しパンをイメージする。
→ワインを入れたらすぐにフタをするのもミソです。(お忘れなく。この時に、びっくりするくらいふんわりしますから。)
工夫したのはこれだけですが、とっても美味しくいただけました。例えば牛乳150mlと書いてあったところへ、ヨーグルト150mlに変えますと、水分的には少し減るんでしょうね、固めのタネになります。それが、ふんわりするんですよ。ヨーグルトケーキみたいですしね。それと、もう一つのコツがありました。(忘れていました。)
【コツ】
もう一枚食べられそうだなというところで、ごちそうさまをする。1枚目を一口残すと美味しかった思い出だけがより残りますが、その一口が食べたいんですよね。
→お腹いっぱいになりますと、あの美味しかったふんわり感がどこかへ吹き飛んでしまいますから。
アイスクリーム、バター、メープルシロップ、バナナ、いちご、生クリームなどをかけていただきたいですね。あと、もう一つコツがありました。ベビーチーズなどのチーズを、タネを入れたフライパンに(ワインを投入する前)に1センチ角くらいにちぎって散らすだけで、OHという出来上がり具合と、これ何?的な発見をしてもらえるのでおすすめです。
OH生姜~ちょっと日にちが経過した時の効果的な皮むき方法とは?
生姜も皮と身の間に、香りや栄養分があると言われていますが、購入してから2週間くらい経過しますと表面の皮や土がついている部分を、すりおろしたくなくなりませんか?そこで、いくつか土と皮むきをしてみました。
1.新しいタワシでこする
2.新しい歯ブラシでこそげる
3.包丁で皮むき(土の部分はくりぬき)
4.ピーラで3.と同じことをする
どれもう~ん、というとことでした。ある日、突然すごいことを発見したのです。
〇スプーンさん
そうなんです、ティースプーンです。ちいさなあのいつも使っているスプーンですね。これをミニチュアのナイフのように、生姜に使ってみてください。そうしますと、スルスルスルスルと、面白いように不必要な皮と土部分だけが、モロモロと取れてくれますから!!
理不尽な怒りの効果的な鎮め方
理不尽な怒りは、時に不眠にまで人を追い込む。一日中モンモンとしてしまい、何をしても上の空。トキメキではなく怒りも時に、上の空状態をつくりあげる。そんな理不尽な怒り、どうすればおさまるのでしょうか?
1.誰かに電話してしゃべくり7
2.誰かに1万文字位のメールを送りつける
3.カレンダーの裏に腹がたつ感情をかきなぐる
4.カレンダーの表に小さな文字で、怒りに至った客観的な状況と、腹が立つ感情のどちらもを書く
5.ジョギングをする
6.筋トレをする
7.ストレッチをする
8.好きな音楽や読書をする
9.甘いものを食べてみる
10.ご飯をおかわりする
3,4につきましては、別にカレンダーでなくてもメールでもブログでもワードでもメモ帳でもいいかと思われます。
よく悩みは人に打ち明ければいいといいますが、怒りを鎮圧することに特化する場合、しゃべりまくるよりも、泣きまくるよりも「書く」ことが一番効果があるそうです。
ある学術書では、怒りの感情だけを書き留めた人と、怒りに至った状況と感情を両方書き綴った人とを比較してみたところ、より不眠が解消されたのは両方を客観的に見れた人、つまり後者だったそうです。
怒っている状況とは、整理が出来ていない状況でもありますので、まずは気持ちを整理するといいようです。相談してみるのも同じ効果があるのではないかと思いますが、どうなのでしょうか?多分、100人に相談しても、100人の相談相手がその人の怒りを鎮圧してくれるわけではないから、書いた方が効果があるよということなのではないでしょうか。
相談つまり、誰かに話すことで失敗(不眠解消ならず)となるケースで考えられるのは、こうです。
・なんとなく本当に自分が言いたかった事が説明しきれていないなと感じる。
・相手のアドバイスばかりを聞いてしまうことになってしまった。
などですね。そういう意味で、書くことは自分の気持ちを実直に表せるのではないでしょうか。怒り心頭の場合、誰かに話すことよりもまずは自分と向き合うことが一番の生薬になりますので、ぜひお試しを!
クライアントも当たりはずれがある?
クライアントの中には、高い報酬設定をしておき、対象となるKWを難しいものに設定し、通り一遍の内容にはならないようにという簡単な説明だけをしてくるところがある。そして、1記事目はトライアルなのでという名目で、高い報酬は払わないケースだ。
ライターとしては、トライアルの最低金額(今回は300円だったが)にもかかわらず、目先のトライアル選考後の高報酬に目がくらみ、丸一日を棒にふりながらせっせと書く。結果、クライアントからは、なんだかんだと感想をつけて終わりだ。
冷静になれば色々分かってくる。こんなクライアントは気を付けたい。
・クライアントは消去法で注文をつけてくるが、こうしてほしいという肯定的な(ライターが着手しやすい)指示をしないクライアント。自由度が高いのとは似て非なるものだ。本当に自由度が高いのは、KWもライターが選択できた上での、消去法(自由度を重視)的な注文型だ。
*トライアル報酬が、本来の1記事の報酬とはちがい、最低金額しか設定しないクライアント。
・以前、トライアルで応募したが、選考に漏れたケースで、再チャレンジなど言う場合。
ところで、*のクライアントのトライアル内容を受けた場合、高報酬とうたっているにもかかわらず、低報酬でトライアルを実施するクライアントの場合、ライターとしては迷うところだ。
○本来の報酬をもらったものと仮定して、記事に取り組む
○低報酬であること、案件の合否の確率は2分の1。1日の報酬(時給換算して)としては、他に仕事がなかったために、8時間かけて書いたとしよう。300÷8=37円ほど。つまり、報酬はあってないようなものだ。
→他に仕事がないのなら、趣味化して書いてしまったとなる。あえて学ぶとすれば、時間をかけたからといって、いい記事が出来上がるものでもないということだ。
●報酬基準(報酬で仕事に掛けるべき時間を決める)のか、内容基準(時間がある日にトライアルが来れば、時間を無視して書いていくのか。)なのかの問題になる。●についてはこのように考えるべきではないだろうか。
「報酬でもなく、時間でもなく記事は書かれるべきものだ。」
☆報酬が高い
☆時間がある
どちらも、ライターの気持ちをゆるめる甘いお菓子のような要素だ。これに甘んじると本来の勘や何かしらのものが、記事に反映されなくなりがちになるからだ。
〇トライアルの合否なんてライターは決められない
結局GOをだすのは、クライアントなのだからとあっさり諦めることも必要になってくる。特に時間があることと、高い報酬が重なる場合、期待値だけがどんどん膨らんで気球のようになっていくので要注意だ。
〇トライアルでは期待しないこと
言いかえれば、合否の否になってもあまり意気消沈しないことだ。燃料電池(モチベーション)があるうちは。期待しないこととショックを受けないことは別問題なんですけどね。
これにつきる。無駄に時間をかけるなら、本の一冊でも読んだほうが糧になるための回転率がいいということだ。
そうはいっても期待したくなるのがライターだし、ライターは生活がかかるので、ついつい目先の利益に飛びつきがちだ。だが、クライアントも当たり外れがある事も分かった。
ワードを保存せずに消去したらどうする?中身はこうやって戻す
何千文字も一生懸命書いていた記事。やっとの思いで仕上げたものの、保存をせずに消去してしまったことってありませんか?デスクトップやドキュメントを探すも見つからない。そんな時でも安心です!
1.ワードを開く
→クライアント様よりメールで添付依頼されたワードを使っている場合、あえてその添付メールを開いてしまわないようにしましょう。
→インターネットでいつもワードを作成するときに、使う場所から開くのがコツです。
2.ファイルをクリック
3.最近使用したファイルをクリック
これだけで見失ったはずのワードが出てきますので、非常事態にはぜひお試しを!
2月14日くらいには毎年・・・
2月14日付近になると、いつも問題になる。
「チョコくれや」
忍者のように身をつつんだ者たちは、ハロウィンでもないのにあちこちの家を、子供でもないのに、いささか悲壮めいた声で、切迫した様子で、ちょっと高田延彦さんのように、サンタクロースのようにあらわれるという。
誰もチョコなんてあげない。ある日、1人の少女がこっそり準備しておいた小さなキスチョコ。
「チョコくれや」
「はいどうぞ♪」
男の手は震えた、まさかもらえるなんて思っていなかったから。
「どうしたの?」
「なんでもないやい。」
もちろんお返しはなかった。
タブーだけど挑戦してよかった話~広島風お好み焼きのキャベツなど
広島焼風お好み焼きと、関西風お好み焼きではキャベツの扱い方がちがってきます。関西風では、小麦粉の中にキャベツを混ぜますが、広島風ではキャベツを生地の上に乗せます。
いつも広島風お好み焼きでは、失敗していたんです。あと少し蒸し時間を伸ばせばいいのでしょうが、なんせ3枚以上焼かなければいけないので、ホットプレートは、次のお客様がお待ちです状態だったんですよね。なので、ついつい早めに引き上げてしまうので、美味しいけれど、キャベツはまだ出来上がっていないとなっていました。そうなる理由として、ホットプレートのフタをすれば、蒸し焼き度は高くなりますが、皮のパリパリ感を失いたくなかったんですね。
ある美味しそうなレシピを参考にしてみたところ、そこにも蒸し焼きにすると書いてありました。今回はホットプレートでフタをせずとも、蒸された甘いキャベツを食べたかったので、タブーだとは思いつつ、4分の1の量の千切りのキャベツだけを耐熱容器に入れ、レンジで3分加熱してから、生地の上に乗せてみました。
生地はすでにフライパンでパリパリだったので、キャベツを乗せた後は、すぐに仕上げられました。パリパリの皮の中に、ジューシーなキャベツ、イメージ通り成功です。野菜のうまみが逃げるかと思いきや、べっちゃりすることもありませんでした。キャベツそのものを耐熱容器でレンジにかけると、意外に水分は抜けないものだということがわかりました。もちろん一番いいのはゆっくり蒸し焼きにすることなんでしょう。
それと、生地は分厚いのと、薄いのは迷うところではないでしょうか。関西風お好み焼きを食べ慣れている場合、広島風お好み焼きの生地の薄さに辟易するところもありますから。
●生地は薄いほうが断然美味しい。
生地は分厚くしてしまうと、みたらし団子?と思えるような全く違う食べ物になってしまいます。一方、生地にはじゃがいものすりおろしを小麦粉と1:1の割合で入れると、もっちもちになるのでおすすめです。さらに、キャベツのみじん切りを混ぜ合わせると、生地がフルーティーになりました。純粋な広島風お好み焼きではないかもしれませんが、いつものよりも断然美味しかったです。タブーかも知れないけれど、トライしてみてよかったことって、意外にあるもんだなと。
全然関係ありませんが、玉ねぎのチャツネのコツをご紹介します。料理番組では、オリーブオイルを加えたフライパンの上の玉ねぎの千切りを、木べらで忙しそうに炒めていますよね。焦げないようにそうしているのだと思っていたのですがそうではなかったようです。
●玉ねぎが焦げないようにする≦玉ねぎの水分を飛ばす
それなら、水分を飛ばすだけなら、混ぜないでそのまま置いておいたほうがいいのではないかと、フライパン一面にスライス玉ねぎを並べて放置したことがあります。ですが、飴色になってくれないんですよね。白い玉ねぎの繊維だけが残ってしまいました。
ある日、チャツネのコツを発見したんです。これは、チャーハンの水分の飛ばし方、天津甘栗の回転する様子から生まれたものでした。
●ドライヤーでヘアドライをするように、玉ねぎと玉ねぎの間にふんわり空気を入れるために、忙しく玉ねぎ同志を移動させるイメージ。
これが、忙しく混ぜている実態だと分かったんです。そうするだけで、焦げる事も減り、いつもより早く飴色になってくれるのでおすすめです。木べらはスライドして押さえつけて炒めるのではなく、30℃の角度で玉ねぎを移動させている感じです。
この玉ねぎ2個分のチャツネに豚肉、塩麹、シナモン、クミン、塩コショウを投入し、炒め直し、トマトジュース2本を入れれば、たったこれだけでとっても美味しいトマトパスタソースになりますので、ぜひお試しを。
白い→しか動かなくなったときの対処法~Dellのパソコンを使っているなら必見
2年ほど前から使っているDellのパソコンが壊れてしまった。幸い、私が使っているパソコンではなかったのだが、家族が使っているパソコンが壊れるのも心苦しいものがある。パソコンの画面をのぞくと、荒野にヘリコプターから降ろされたような、漠然とした洞窟の向こうに海が広がっているキレイな画面がひろがっていた。
●工場出荷状態:白いカーソルは動き、背景の自然の景色は出ているが、右クリック、左クリックしても何も操作は聞かない状態だった。2台目のパソコンについては、取説もない状態だった。取説もないのにどうやってパソコンを起動させるのか?恐る恐るコンセントにつなぎ、電源を入れたら起動した。この時に電源を入れたら出てきた画面と同じ画面だった。違っていたのは、パソコンの下部のインターネットエクスプローラー、ワードやエクセル、文字変換などのインジケーターや時刻などが消えていたことだった。たったそれだけで、パソコンはこれほどガランとするものだろうかと思えるほど無味乾燥なものだった。きっと見える部分の面積が大きくなったからだろう。たった高さ2センチほどなのに。
買った当時は使うことはないだろうと、他の取説などとごちゃまぜにした、専用の保証書を探す。あったあった。電話してみたら、営業時間外、時計をみれば18時過ぎだった。電話番号は、0120からはじまるフリーと、有料があった。興味本位で有料の方もトライしてみたが案の定営業時間外だった。有料なら営業時間外でも営業していると思った浅はかさ。
パソコンの裏には、9ケタから12ケタの番号がある。故障ならまずは控えておかなければいけないのだが、もしかしたらこの番号なしで、住所や名前で取り次いでくれるかもしれないと、無防備に次の日に電話。案の定、自動音声でパソコンの本体番号を入力してくださいと合図。パソコンを動かすと埃っぽいものが。
本体番号を入力後、確認のキープッシュ。やっとつながった。30分は経過していただろうか。デルのパソコンの保証期間はとうに過ぎていた。前に購入したパソコンも、保証期間が過ぎた頃に故障してしまった。保証期間が過ぎたころに故障したという点、さらにカスタマーサポートセンターからのハガキでは、保証期間を過ぎた修理代金が、16,000~16万台とアバウトすぎるくらいアバウトにピンキリで書かれていたことにおいて、保証期間を延長しておけばよかったのかという疑問、本体よりも高い修理代金の表示、家族たちの心配そうな表情、ラジオを大音量などが重なり、サポートセンターへの期待感、イライラ感はつのった。
デルのカスタマーサポーターさんは、パソコンの症状をヒアリングしたあと、いくつか解決法を提示してきた。どうやらソフトウェアはマイクロソフト社、ハードウェアはデルが担当しているようだった。メールで対応方法を送付するので、それでNGであれば、有償で1万円とのことだった。しかも、それは修理代ではなく単なる説明費用だったのだ。
修理代ではなく、説明だけで1万円?そもそも保証期間をすぎて2台連続で故障するなんて、品質に問題があるのではないかと疑問をぶつけた。デルのお姉さんは、消費者の工場出荷状態になったことへの、原因についての問いに対し、逆切れしはじめた。
「お客様、故障の原因は企業秘密でございます。」
え?故障の原因が企業秘密?人間でいえば、お腹がいたくなった理由を病院へ問い合わせたものの、受診するまでは、病名を公開しないというところだろうか。これも保証期間をすぎているから答えられないという領域なのか。当然と言えば当然かもしれないが、こちらは修理してほしいと言っているわけではない、故障の理由を聞いているだけなのだ。さらに、お姉さんはこんなことを言った。
「ソフトウェアの不具合は、マイクロソフト社、ハードウェアはデルが担当します。」こちらはマイクロソフト社の電話番号なんて知らない。デルのパソコンを買ったからデルの電話にやっとつながれたのに。はいそうですか、マイクロソフト社ですねとはいくわけにはいかない!故障の原因がマイクロソフト社の開発したソフトウェアが原因だと、最初から分かっていれば、わざわざ保証書を探しまわして、デルに電話なんてしないだろう。
「このような不具合は、マイクロソフト社からも多いと聞いています。」お姉さんはそう言ったが、そうであればどうして、そうならないように、今まで対策してこなかったのかが疑問だったので、聞いてみると、やはりマイクロソフト社へ問い合わせてくださいとの一点張り。
結局、デルへの問い合わせの電話時間、パソコン番号の確認など、多大なる時間を要したにもかかわらず、最後はこちらは電話番号もしらないマイクロソフト社へ聞いてくださいとたらいまわすデル。
●今の電話分かったことは不具合の原因はマイクロソフト社にあったということだけ。不具合が生じた時は、保証書や、保証期限終了間際のお知らせのハガキに、マイクロソフト社の電話番号も書いておくべきではないのか?
聞いてみた。「なぜマイクロソフト社は故障しやすいソフトウエアを開発したのですか?」「マイクロソフト社が開発しているソフトウェア部分の故障原因はマイクロソフト社に聞いてください!」「デルはマイクロソフト社に、変な商品を買わされているのですね。」「まあ、そういうことですね。」ここはお姉さん否定してほしかった、だんだん訳が分からなくなってきた。
もう、この頃にはお姉さんも、カスタマーサポーターらしからぬ、叱り口調になっており、彼女がクレーマーのようだった。そんな彼女の応答を聞くのはイヤだったので、質問してはスピーカーホンにしていたのだった。家じゅうに彼女の叫びにも似た声が響き渡る。「こちらは修理の受付なので、パソコンの質問は受け付けていません。」
ここまで話がこじれたには理由があるので整理してみる。
●カスタマーサポートセンターという名前なので、不具合な理由くらい分かるだろうと期待していた。
●お姉さん側は、修理受付だけだと言う。
それなら、カスタマーサポートセンターではなく、修理受付と書くべきではないのか?受付だけだと最初から分かっていれば、お姉さんも私もマイクロソフト社について口論する必要はなかったはずだ。「わからないんですね。」「そうなんです、わからないんです。」おだやかな空気が流れた。
さらに、お姉さんはこう説明をしだした。「最初についていたCD-ROMを入れても起動します。」「右クリックも左クリックもきかないのに、どうしてCD-ROMがあけられるのですか?」「つまようじで、小さな穴にいれれば開きます。」「今、パソコンにはコンセントが入っていません。それでも大丈夫ですか?」「はい、大丈夫です。つまようじは非常用なので、電源なしでも開きます。」「つまようじ準備するので、ちょっと待ってください。」保留。つまようじを差し込もうとしたら、セロハンテープのようなものが邪魔して何も出来ない。やけになり、ツンツンしてみた。もうつまようじの先は、丸くなっていた。「セロハンテープみたいなのがくっついていて、しかもニスのようにぴったりしてはがれません。」「それはお客様が貼られたものです。」「何も触っていませんよ、誰がこんなところにテープを貼るんですか!」「家族の方とか?」「そんなわけないでしょ、それよりもどうしてつまようじが入らないのですか!?」「だから」「透明なものは、少し空気が入っています。」「補助テープのことですか?」「そうそう、それだと思います。」「ちょっと待ってください。」2分ほど保留音。保留の間、つまようじは、私の親指の指圧アイテムになっていた。つまようじをこんなに眺めたのも初めてだろう。つまようじって、マッチ棒よりもスリムなのね。「私どもでは、そのような強靱な補助テープははっていませんし、つまようじで開けられなかった報告はありません。」ますます訳がわからなくなってきた、一体何の話をしていたんだっけ?「最初からCD-ROMなんてついていませんでしたよ。」
ちなみに、ROMケースはパソコンに電源を入れ、サイドのROM部分についている平たいボタンを、ひたすら長押していたら、いきなり勝手に開いた。うなされている患者に、声掛けをしたときに、手をあげてくれた、そんな嬉しい気持ちがROMケースが開いた時に起こった。(パソコン君、意識はあるんだね!)
電話での話に戻そう。「保証期間が短すぎるから、こんな問題が起こるんじゃないですか?」ちなみにデルでは、保証期間の延長は、年間費用が5,000円以上かかる。保証期間の延長をするか否かの決定打は、そのパソコンが故障するだろう要素の割合だろう。誰が今元気なパソコンが、半年後に壊れるだろうと予測するだろうか?私が言いたかったことは、そんなにマイクロソフト社から、消費者から苦情や故障が多いのであれば、保証期間延長の確認の時に、意外と故障も多いですよと、開示すべきではないのかということだ。それなら、保証期間延長を希望する人も今よりも増えるだろうし、故障してからのクレームも少なくなるはずだ。もしくは、先ほどの整理点のように、カスタマーサポートセンターという総合サポート的な意味合いを付けるのではなく、修理受付でいいのではないかという選択肢もある。
電話での話にもどそう。「とにかく私が電話したのは、なぜパソコンがこんな風になってしまったのかという事です。」「ですから、それはマイクロソフト社の問題なんです!」また話がふりだしに戻った。
「とにかくメール送ってください。ちなみに、デル以外のパソコンの修理店でも修理をしてもらえますか?」「はい、そのほうがお安くなるかと思われます。私が知っているのでは、田舎の場合では3000円位の方もいましたから。」田舎者扱いしてるのかい?この情報に関してだけは、やけに詳しかった。「とにかく、メール送ってください。」「かしこまりました。」故障の原因さえ分からずじまいだった収穫のない問い合わせに対して、まるでこちらがカスタマーサポートしているみたいな気分になり、そう言えば前も、デルのパソコン故障したよななど思い出し、悔しくて泣きそうになりながら電話を切った。インテルのバカ。いきなりインテルが出てきた自分にびっくりした。マイクロソフトが悪いのか、デルが悪いのかについて考えがまとまらなかったのだ。
パソコンが故障したら、いつもお願いしているパソコン修理のお店がある。普段はパソコン教室をされている。電話してみたがつながらなかった。20分位したころに電話がかかってきた。オーナーさんにすれば、あるある状態だった。私も自分である程度調べているので、F8キーを連打すれば起動するかもしれないことは知っていた。F8を押せば、ある画面に映るので、その文字だけの画面に映れば、Enterキーを押せば起動するかもしれないという予想はしていたことを、オーナーさんに伝えてみた。
「そうです、そうです、デルの場合は、F1,F2,F8,またはデリートキーだったかな。」「連打ですよね。」「そうです、連打です。」「おかしいな、連打しても何も動かないんです。」
さて、ここからはデルをお持ちの皆様に、ぜひとも知って置いていただきたい部分だ。さすが、スーパーオーナーさんだったと思う。(もし、知っていたらごめんなさい。)
●黒いスタートボタン(右上などにある最初に押すボタン)を押す→Dellという文字が、黒い画面に浮かび上がってくる。→自然な感じの画面(工場出荷状態の画面)が出てくる
ポイントは、どの地点でF8キーを押すのかということ。私の場合、自然の画面が出てきてから、何度もF8キーを押していたから、パソコンの画面はびくともしなかった。
●”Dellの文字が出ている間、丸いものがぐるぐる回っている間に”F8を連打
→モノトーンの文字だけの画面に移動すれば、Enterキーを押す。
→たったこれだけで、カーソルしか画面になかったパソコンは無事起動!!私も一緒に再起動!
いつのまにか家族は、買い物に出かけてしまっていた。嬉しさと達成感を誰とも分かち合えずじまい。まあいい、シャットダウンするとまた故障する気がしたので、そのまま放置しておいた。じゃあな、パソコン君。
近所のパソコン店のオーナーさんのおかげで、パソコンはいつものように起動してくれた。未だにどうして、故障したのかは分からない。同じ症状になった場合はぜひご活用を。ただ、パソコンの画面が自然の画面であるのか、青い画面一色であるかどうかで、修理法は違ってくるそうです。
夜は見えにくい?簡単に視力をUPさせる方法
夜になると、急に視力が衰えてきたなんて思うことありませんか?暗い所で読書などをしていますと、突然見えにくくなったりして困ったりします。
●緊張してみる
●軽く顔をタッピングする
→爪をきったあと、眉毛の上からこめかみ、おでこ、頬など指先でコンコンします。
これらをするだけで、見えやすくなるのだそうです。
マウスでの実験では、縞模様の壁とそうでない壁分け、縞模様の壁のところにだけ水や食べ物を置き、マウスには縞模様の壁のところにはエサがあると認識させたそうです。
そして、縞模様をだんだん薄くしていきます。マウスはエサを探すために縞模様をさがします。薄くなってもいく縞模様を、何とか探そうとしますので、緊張や集中をしていきます。そのとき、マウスの視力を測定したところUPしていたそうです。
ノルアドレナリンという物質が分泌されることで、動体視力などのUPにつながるのだそうです。言い換えますと、夜はぐったり緊張が解けて、リラックスしすぎ状態になっているということでもあるということですね。
旅行先での卓球、夜の運転など、夜に活動される方は、ぜひご活用を。
停電時にアイフォンをすぐに懐中電灯に変身させる方法
停電時は真っ暗くろすけになります。ですから、懐中電灯を探すにも一苦労です。そんな時おすすめが、アイフォンを懐中電灯にすることです。
1.液晶画面の下部を上にスライドさせます。
2.一番左端に、懐中電灯の絵がありますので、それをクリック
そうするだけでプチ懐中電灯になってくれます。今までは暗いところではアイフォンをかざすだけでしたが、懐中電灯のほうがやっぱり明るいですね。ライトはLEDのようです。
ちなみにラインの既読機能は、災害時の震災などでの生存確認として使うことを目的として開発されたものなのだそうです。充電を十分しておくことをおすすめします。充電不足対策としては、ソニーの手回し充電器などがあります。電池を入れれば、充電器、ラジオとして利用できるようです。
サカナクション
ツナミはサカナクションが大好きだった。ある日ふとしたことから口論がはじまる。
「サカナ クション」ツナミは言った。「サカナクション」サバタは答える。「サカナ クション?」ツナミはそう言った方思うと、「クションって何やろ?」と言う。「え?」「サカナ ハックションと違うかな?ハクション大魔王が好きな私としては、そうあってほしい。」「そんなわけないやろ、サカナ・・・クエスチョン。」サバタは自分の答えに何か答えを見つけたかのような安堵とドヤ感がにじみでていた。「サカナ ハックションやって。」「違う違う、そんな変な名前つけへんわ。」「ハクション!」「クエッション!」何回か言い合った。
昔なら、ここでサカナクションに会った時に、魚ハックションなのか魚クエスチョンなのか聞いてみようぜ!となるワケである。そして、会えるわけもない夢に心はずませながらさらに、お互いがお互いの解釈を意味不明だとずっと思いながらいるたのである。
ところが文明が発達し、インターネットですぐ調べられる時代、ツナミは早速その夜調べてみた。カタカタ・・・
●魚+アクション
だった。ツナミは自分の答えよりもサバタの答えが、本来の意味に近かったことが引っかかってしまう。案の定翌日に、サバタはツナミにサカナクションのことを聞いてきた。
「やっぱりな!!!」サバタはニヤニヤしていた。ツナミはサバタが自分の答えをきっと、やっぱりあんな変な答えちゃうかったな、と言うかと思っていた。
「サバミになりなさい。」
「笑 はい。」
それからツナミはサバミになったのだった。
揚げパン
街で一番美味しいと言われる中華料理店はどこの街にもあるものだ。サイ子はその中華料理店に行くと必ず食べるものがある。天津飯、唐揚げ、餃子、山盛りのサクサクスライストマト付きのダイコンサラダだった。
このお店の天津飯は、ふわとろのオムライスのような卵の上に絶妙に本物にみえるカニ(かんづめだろう、かまぼこほどかまぼこ感がないから美味しい。)が山盛りのっている。初めてここの天津飯を食べた時、サイ子はそのふわふわ感に魅了された。どこかのお洒落な美味しいカフェの中華オムライスだと思ったくらいだった。
これらを平らげれば、もうお腹満腹だった。その日に限って、一緒に食べていたサワ美が、喉が渇いたと言ったので、コーラを頼んだ。コーラも中華料理もこのお店に、半年に一度来た時くらいしか、飲まなくなったサイ子だった。
コーラを待っている間、メニューをぼんやり眺めていた。
・杏仁豆腐
・バニラアイス
・杏仁豆腐入りバニラアイス
・ごまだんご
・大学いも
・揚げパン
サイ子はいつも、最後の揚げパンが気になっていた。お皿に月餅のような同じ形をした茶色の物体が3つ並んでいる。だが、お腹が一杯なこと、ハズレだったらショックだという懸念から、いつもついついスル―していた。時々サワ美に、自分が揚げパンを頼みたいオーラをだしてみるのだが、サワ美はさらにスル―感満載だった。
「揚げパンって、どんなのかなあ?」
「え?揚げパン?」
サワ美の眉間にシワをみたサイ子は、揚げパンなんて、小学校の時に食べた、あの黒砂糖がいっぱいかかった、油っぽい黒糖パンの揚げパンと同じ様な感じだろうと、イメージを完結させて終わりにするのだった。
だが、今日と言う日だけは、揚げパンの写真に魅せられてしまっていたのだ。
「揚げパンって、」
「揚げパン?油っぽいよ、」
「どんなんかな~?」
「あぶらあぶら、」
「ごま団子みたいに?甘いかな?」
「そうそう、」
「ピロシキみたいなんかな~?」
「あぶらっぽいって、杏仁豆腐は?」
「ここの杏仁豆腐、絶対缶詰だって。ミルク感0だったもん。」
コーラが運ばれてきた。細長く背の高い大きなグラスの半分くらい、四角い氷が2個入っていた。
「頼もうよ。」
当然かも知れないが、サイ子とサワ美は、いつも半分ずつシェアして食べるので、何か頼む時は相手の快いGOが出ないといけなかった。
「・・・」
スル―かとサイ子は思った。中華料理店はいつのまにか喫煙者の煙であふれかえっていた。サイ子はむせた。隣に座っていた紳士のように見えたおっちゃんは、日本語が話せない美人の中国人のウエイトレスのお姉さんに向かって、突然怖い顔をして、偉そうにこう言っていた。
「食べにくいねん!」
店内は急にシーンとなった。何かと思えば、おっちゃん曰く、自分はチャーハンを頼んだのだが、楕円形のお皿で出てきたので、食べているうちにポロポロこぼれるから食べにくいのだという。ちなみに、この事で怒りだす前に、おっちゃんはメニューについて、自分はスモールを頼みたいとお姉さんに無理を言っていたのだった。そのスモールは、ランチタイムでないから出来ないと言われたことで、不機嫌になっていたのだった。「スモール頼めばええねん、スモール。」サイ子達にもすすめてくるのだった。かなり酔っぱらっていたようだった。
ちょっと笑えたが、なるほどなと思った。英国風のスーツに身をまとった上品に見えるおっちゃんは、時々お姉さんにクドクドちょっかいめいたことを、怒りながら言っていた。「ここの店な、●●店のママきれいやねんで。」いよいよ、お酒で出来上がったおっちゃんだった。
「●●店って、あったっけ?」
「さあ?」
沈黙が少し流れた。サイ美が言った。
「揚げパンたのまへんの?」
「え?いいの?」
頼むことになった。お姉さんはいつもレジ付近でお客を見守っている感じだったが、その日は22時を過ぎていたので、ラストオーダーだと思ったのだろう、厨房のお兄さんと中国語で何か話しているのが聞こえてきた。
「あの~」サイ子はおずおずと、厨房まで声をかけてみた。全然気づいていないようだった。「すみませ~ん」サイ美の良く通るキレイな声が店内に響きわたった。大慌てで、お姉さんが出てきた。
「揚げパンって美味しいんですか?ごま団子と迷っているんですけど。」
「揚げパン?ん~、おいしいよ。」
お姉さんは本当に美味しいと思っているのが伝わってきた。日本語も通じたようだった。お姉さんが美味しいと言ったので、揚げパンを頼んでみることにした。写真をよく見ると、マーガリンのような小さな器も一緒に映っていた。
「これ何?何かつけるの?」
「ミツをつけて食べるよ。」
「蜜!わ~蜜だって!楽しみ~。蜂蜜付きだって~。」
2人とも、蜂蜜だと思っていた。サイ子は揚げパンに対して、期待しすぎるほど、いろいろな妄想をふくらませた。
中にクリームが入っているのだろうか、ピロシキみたいな感じだろうか、いちごジャムだったらいやだな、ラスクみたいにサクサクなのだろうか、油っぽすぎないか、サクサクでなかったらどうしよう、熱すぎて食べれなかったらどうしようなどだ。店内にはサッカー中継の音だけが流れており、店内はますます煙にまかれていた。おっちゃんは、いつのまにかお会計をすませ、静かにお店をあとにしたようだ。
目の前に揚げパンが出てきた。手をたどり見上げると、お姉さんではなく、コックのお兄さんだった。お兄さんは、わざわざ厨房から出てきて持ってきてくれたのだった。
「うわ~」「手で食べる?」サイ美はそう言ったが、お箸で食べるとサイ子は言った。
新食感!
どのイメージもはずれだった。アツアツの濡れおかきならぬ、かりんとうというところだった。甘いもちもちすぎるほどの、ふわふわパンが中に入っていて、外側は絶妙な油の染み込み具合で調理されており、表面はピカピカだった。沖縄ドーナツほどの、ザクザク感やケーキ感はなかった。やはりパンだけあって、強力粉がきいていた。蜜と呼ばれていたものは、練乳のことだった。
練乳とサクフワな揚げパンのコラボ!また、コーラによく合う!サイ子は思った。餃子を2キレ残しておいてよかったと。サイ美は、どうして餃子を残しているのかが不思議だったようだ。実は、サイ子は、揚げパンの味がわからなくなるのを予測して、あえて餃子2個分のお腹をすかせておいたのだった。
サイ子は、餃子2個残しておいてよかったと思った。それだけ揚げパンは衝撃的な美味しさだった。これからは、どこの中華料理店に行っても、揚げパンを頼もうと思ったサイ子だった。
サイ子は油のリップを唇に塗ったかのように、潤っている気がしたものの、とても満足したサイ子だった。ただ、練乳が小皿に2ミリくらいだったので、もう少し多くしてくれてもいいのではないかという疑問が、帰り際の寒い夜空を見上げながら、ふとよぎったのだった。