これからの商店街に求められる秘策とは?
セブンアイホールディングスと価格コムが共同で、食材の宅配産業に参入した。
・アマゾン
→時短で配達
→無添加食材
・イオン
→レシピなどで、買うべき食材を表示するサービス
・シャープ
→自社の家電を買ってくれた人に、食材の宅配サービスを提供
・コープ
これらは素晴らしいサービスだ。しかし、すべて都内である点において、ニュースを見ている地方の人々は他人事になってくる。
商店街は今、大手スーパーやモールなどに押され気味になっている。どうすれば商店街は活性化するのだろうか。
・同じ土俵で勝負しても勝てない
そこでおすめしたいのが、食品を扱うお店はすべて無添加を売りにすることだ。有機栽培の果物、野菜や添加物のない鮮魚などだ。コストは少しは高くなるかもしれない。しかし、地元の産業と協力することでコストを最小限におさえ、健康の安全を守るために本当にいい商品だけを提供することが出来る。
ある有機栽培の野菜専門店は、商店街という駅から近い所ではなく、駅から遠い少し離れた所にあるが、毎日買いに来る人でいっぱいのようだ。大量生産で即配達が可能な大手企業の商品と同じものを扱っていれば、衰退しがちだが、消費者が本当に必要としている商品なら、消費者からやって来るという事を垣間見た。
これを商店街に持って行けば、有機栽培の野菜や果物が手に入る、無添加のお菓子が手に入るとなれば、買いに訪れる人が多くなるのではないだろうか。カフェも今は無添加、無農薬、有機野菜を使ったお店が人気を独占している。特に女性はランチ、スイーツともに体にいい美容効果のあるものを求めているからだ。
商店街は廃業し、自宅にしたりマンション経営をする商店主もいる。一方で、新しいサービスや商品を持って商店街で新しい商店主となる人もいる。昔のように商店街が街のメインだった時代から進化したとはいえるが、新しい需要(無添加、体によくておいしい食材、メニュー)を満たすのは商店街ということにすれば、新しい商店街の魅力を発信できるのではないだろうか。
さらに、地元のカフェと提携し、夕食宅配やランチ宅配も取り入れることで、体に安全な食材を使った宅配サービスが実現できるので、過疎化の進む高齢者や共働きや単身世帯の利用が見込まれないだろうか。
また、共同でアートスペースにし、アートの発信の場所とすることもできないだろうか。
・アート
・カフェ
・新鮮で安全な食材
地元の歴史を大切にすることは大切だが、地域だけではなく全国からのアートをどこの商店街でも見ることができ、気軽に食材を買うことができるなどすることが出来れば、違う角度から地元の人が集まってくるのではないだろうか。
新しい商店街、まだまだ活性化の余地は存分にありそうだ。