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木綿豆腐のすごさ

木綿豆腐&野菜で水炊きや煮物をする場合、必ず聞いてくる人がいる。

「たんぱく系は?栄養足りる?」

実は、木綿豆腐そのものがたんぱく質なのです。それなのに、たんぱく質系が他にもないと水炊きとして、煮物としては味気なくなるのはなぜでしょうか。

 

鶏肉、豚肉などを入れて初めて鍋として成立するのが一般的です。店で鶏肉のない水炊きなんて、鍋じゃないってなりそうですよね。

 

・自己主張がなく、吸収性がある、ビジュアル系

 

これが木綿豆腐のすごいところではないでしょうか。木綿豆腐自体は栄養価も高いにもかかわらず、たんぱく質として自己主張を控えに控えているために、たんぱく質と忘れられているくらい存在感が薄くなっているんですよね。しかし、木綿豆腐がなければ鍋に統一感が出ません。なんだかお母さんみたいですね。

 

フランス人は餅のモチモチ感を知らない人がほとんどなのだそうです。日本みたいに餅文化がないからなんですよね。もし、餅はモチモチだという情報だけを知っておられるフランス人の方に、木綿豆腐を餅だと言って食べてもらったとします。帰国した後に、白い餅はどうだったと聞いたら、モチモチだったと言うのでしょうか?餅は美味しかったとなるのでしょうか?キタロウのぬりかべを見たら、餅?木綿豆腐だと思うのでしょうか。トリュフやキャビアを食べたことのない日本人が知らない、フランス人だけが知っているトリュフやキャビアの形容詞は何なのだろうかと考えてしまう寒い冬の日でした。