サカナクション
ツナミはサカナクションが大好きだった。ある日ふとしたことから口論がはじまる。
「サカナ クション」ツナミは言った。「サカナクション」サバタは答える。「サカナ クション?」ツナミはそう言った方思うと、「クションって何やろ?」と言う。「え?」「サカナ ハックションと違うかな?ハクション大魔王が好きな私としては、そうあってほしい。」「そんなわけないやろ、サカナ・・・クエスチョン。」サバタは自分の答えに何か答えを見つけたかのような安堵とドヤ感がにじみでていた。「サカナ ハックションやって。」「違う違う、そんな変な名前つけへんわ。」「ハクション!」「クエッション!」何回か言い合った。
昔なら、ここでサカナクションに会った時に、魚ハックションなのか魚クエスチョンなのか聞いてみようぜ!となるワケである。そして、会えるわけもない夢に心はずませながらさらに、お互いがお互いの解釈を意味不明だとずっと思いながらいるたのである。
ところが文明が発達し、インターネットですぐ調べられる時代、ツナミは早速その夜調べてみた。カタカタ・・・
●魚+アクション
だった。ツナミは自分の答えよりもサバタの答えが、本来の意味に近かったことが引っかかってしまう。案の定翌日に、サバタはツナミにサカナクションのことを聞いてきた。
「やっぱりな!!!」サバタはニヤニヤしていた。ツナミはサバタが自分の答えをきっと、やっぱりあんな変な答えちゃうかったな、と言うかと思っていた。
「サバミになりなさい。」
「笑 はい。」
それからツナミはサバミになったのだった。